トレンド

あなたにベストマッチな機能性食用油はどれ?

ひまわり油(ハイオレックタイプ)

ひまわり油(ハイオレックタイプ)

原料:ひまわりの種子
主要な脂肪酸:オメガ9系
健康への機能:高血圧予防、便秘解消
料理への取り入れ方:揚げ物、炒め物、焼き物、ドレッシング、マリネ、お菓子づくり
コスパ:★★★★★

ひまわりの種子を原料とした植物油で、近年ではオレイン酸の含有率が高い「ハイオレックタイプ」が主流となっています。オリーブオイルと同じくオレイン酸を豊富に含むため、腸内環境を整えるほか、高血圧予防にも効果があります。

ほぼ無味・無臭で幅広い料理に使え、しかもコストパフォーマンスの面でも使い勝手が良い油です。オリーブオイル特有の風味や苦味に抵抗があるけれど、オレイン酸を摂取したいという方におすすめのです。

ココナッツオイル

ココナッツオイル

原料:ココヤシ果実
主要な脂肪酸:中鎖脂肪酸
健康への機能:肥満予防、免疫力の向上
料理への取り入れ方:炒め物、焼き物、お菓子作り、そのまま
コスパ:★★

成熟したココヤシ果実の胚乳部分から作られる食用油。母乳や牛乳にも含まれる中鎖脂肪酸「ラウリン酸」を豊富に含有しているのが特徴です。中鎖脂肪酸は、食べた後すぐにエネルギーになり体に蓄積されにくいため、肥満予防への効果が期待できます。また、免疫力の向上にも作用するといわれています。

ココナッツ特有のほんのりとした甘さがあり、食べたときに満足感もあります。スプーンに少量取って、そのままトーストにかけたりコーヒーやスムージーに加えたりするのがおすすめ。ココナッツの風味を抑えた無香タイプもあり、こちらは炒め物や焼き物などの幅広い料理に使えます。

MCTオイル

MCTオイル

原料:ココナッツ、パームフルーツなど
主要な脂肪酸:中鎖脂肪酸
健康への機能:肥満予防、免疫力の向上、エネルギー補給
料理への取り入れ方:サラダにかける、コーヒーやスープに混ぜる ※加熱NG
コスパ:★

MCT(Medium Chain Triglyceride)オイルとは中鎖脂肪酸100%の油のこと。ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分です。中鎖脂肪酸は母乳や牛乳などにも含まれています。MCTは消化吸収効率が良くすぐにエネルギーになるため、医療やスポーツの現場で栄養補給に利用されてきました。また最近では、中鎖脂肪酸「ラウリン酸」が肝臓で分解されて「ケトン体」という物質になり、脳の神経細胞に届くことでアルツハイマー型認知症の予防に効果があるとして注目されています。

MCTオイルは、加熱調理には使えません。また直接そのまま飲むとお腹がゆるくなります。少量をコーヒーやサラダに加えたり、スープに混ぜたりして摂取しましょう。

自分に合ったオイルを、適量を守って摂ることが大切

ご紹介したオイルの分布表

機能性食用油をひとつひとつ見ていくと、そのパワーや正しい使い方、コストパフォーマンスなどが種類によって異なることがわかります。それぞれのオイルの基本的な知識を身につけたうえで、今の自分の食生活や体調に合った機能性油を選んでください。 ただし、いくら「機能性」と言っても油であることには変わりありません。どんな油を選んでも、摂り過ぎには注意し、適量を上手に摂ることが大切です。

(参考文献) YUKIE(2017)『新訂オイルの教科書』 主婦の友社

※記事の情報は2018年11月08日現在のものです。