最強開運日までに準備すること、当日にすること。運を引き寄せる方法。

一粒万倍日、天赦日、寅の日。3つの開運日が重なる超ラッキーデーが2023年3月21日にやってきます。累計10万人以上の運命鑑定をしてきた西村麻里さんに、最強開運日をきっかけに運を切り開く方法を聞きました。

メインビジュアル:最強開運日までに準備すること、当日にすること。運を引き寄せる方法。

この方にお聞きしました

西村麻里さん

コピーライター/クリエイティブディレクター/アーティスト 熊本に生まれ、ダメンズ父とダメ母、発達障害で引きこもりの妹と暮らし、中学時代はママチャリで新聞配達。奨学金で短大から美術大学へ編入後、中退してカナダでインターン。帰国後は熊本で広告デザイナーとして働き、父の借金を返すため年収1,000万円を稼ぎ出す。その後コピーライターへ転身し、スカウトされ東京の大手代理店へ。国内や海外の広告賞を総なめにするなか、孤独死した父の遺体確認と葬儀をたった一人で行なったり、実家が全焼したり…。一方、持って生まれた「共感覚」を活かし、対面だけではなくラジオ番組や「VOGUE」の占い連載などで累計10万人の悩みをカウンセリング。2016年からは龍を描くアーティストとして、ロス、ニューヨーク、ベルリン、ロンドン、カンヌなどでも個展を開催。ニューヨーク、東京をベースにアーティスト活動を展開し、ロンドンやフィレンツェで壁画も制作など世界で活動中。TV・ラジオ出演多数。

西村麻里さん

2023年の3月21日は、31年ぶりの大幸運日

西村 2023年3月21日は31年ぶりに訪れる最強幸運日とも呼ばれています。一粒万倍日、天赦日、寅の日という3つの開運日が重なり、占星術においても3月21日は「宇宙元旦」と呼ばれる大切な日。しかも今年は、3月に土星の位置がみずがめ座からうお座に移るタイミングでもあります。土星は3年ごとに入れ替わり、そのタイミングごとに私たちに大きな試練を与えています。(前回、土星がみずがめ座に移ったのが2019年。その翌年から新型コロナウィルスが世界を脅かしました。)  

土星のバトンタッチのタイミングが3月21日と重なってきますので、世の中の動きがこの時期を境にがらっと変わるのではないかと思っていて、大幸運を迎える一方で、戦争の激化や大きな災害の発生など、陰のエネルギーが強くなる可能性もあります。

2025年、地球の大転換期がやってくる?!

西村 日本の「2025年問題」*だけでなく、2025年は地球の分岐点とも言われています。漫画家のたつき諒さんが描いたベストセラー『私が見た未来 完全版』では、2025年の7月に日本が大沈没するという予言がありましたよね。本当に日本が沈没するかどうかはわかりませんが、それくらいのショッキングなことが起こる可能性があるのであれば、これからやって来るかもしれないサバイバルな時代を生き抜くために、今は自分自身を高めていく大切な時期であることは間違いありません。

こんな状況下に開運日が重なっているのですから「最強開運日が来る!」と喜んでいるだけではなく、3月21日までの間に自分と向き合って「自分は何を叶えたいのか?」「今後どうしていきたいか」をしっかり考え、3月21日には目標に向かってスタートできるように準備しておくことが大切です。

*2025年問題とは
日本の人口の年齢別比率が劇的に変化して「超高齢化社会」となり、社会構造や体制が大きな分岐点を迎え、雇用、医療、福祉など、さまざまな分野に影響を与えることが予想されることを指します。日本の人口は2010年を境に減少を続け、2025年には約800万人いる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎えます。逆に社会保障の担い手である労働人口は減っていくため、社会保障費の増大、不足が予想されるほか、医療、介護分野の整備や少子化対策が急務となっています。

最強開運日までに準備しておくこと

①トイレなどの水まわりや玄関を徹底的にきれいにする

西村 3月21日は、特に金運がすごくいいと言われています。運を引き寄せるためには、当日までに気の流れを良くしておく必要があります。

そこで、最強開運日の当日までに必ず行っていただきたいのが「掃除」です。玄関はもちろんのこと、水回りもきれいにしておきましょう。排水溝やトイレなど、すでに年末に大掃除を終えた人もそうでない人も3月21日までにピカピカに磨いてください。

――掃除をした方が理由は?

西村 私のおばあちゃんは沖縄のユタみたいに霊感が強い人で、「何があっても絶対トイレはきれいにしなさい」「玄関は塩で磨きなさい」というおばあちゃんからの教えをずっと守ってきました。トイレを掃除すると運気が上ることをエビデンスとして積み重ねておきたいと思い、広告代理店で働いていたとき100人以上の社長さんに「ご自身で、トイレ掃除をしていますか?」と質問したところ、「しています」と答えた社長さんの会社は98%くらいの確率で業績が良かったり上がったりしていきました。掃除で運気が上がることは間違いないですし、そもそも汚いところに運気は入ってきません。

②叶えたいことを書き出して、やるべきことを整理する

西村 立春から最強開運日の前日までは、スタートラインに立つための準備期間です。3月21日は金運の最強日でもあるのですが、金運を上げたいと思っているだけではお金持ちにはなれません。例えば、年収を5,000万円にしたいと思うとします。それには、お金を増やすための情報収集が必要です。まずは、年収5,000万円になるために必要な準備を細かく書き出します。書き出した内容を暗記できるくらい自分の中にインプットしておいて、3月21日から必ずスタートできるように準備をしてください。投資の勉強が必要なら、セミナーの申し込みを3月21日にするのでもいい。叶えたいことを実現するためのスタートの日を3月21日することが大事なのです。

目標がダイエットならその目標を達成するために必要なことを詳しく書き出し、徹底的に情報収集をしましょう。
目標がダイエットならその目標を達成するために必要なことを詳しく書き出し、徹底的に情報収集をしましょう。

最強開運日の当日にすると良いこと

――西村さんは3月21日に、開運のためにどんなことをする予定ですか?

西村 宇宙元旦でもある3月21日は、今年に限らず毎年、新しい服をおろします。朝の習慣として朝起きたら玄関のドアを開けて「今日もありがとうございます!」と言うのですが、3月21日は「今年もよろしくお願いします」とあいさつをしますね。

①予祝をする

西村 新暦の年始は1月1日、旧暦の年始は2月4日の立春、星の年始が3月21日。3月21日は今年最後の「始まりの日」ですし、最強運が重なる日でもあるので何が何でも動かなきゃ! という感じですよね。そのため、運気を上げて夢を叶えるためにぜひ行っていただきたいのが「予祝」です。予祝とは、先にお祝いをすることで願いを引き寄せるという日本古来の習わしです。

例えば、テレビに出たいですという夢があったとします。「テレビに出たい」と漠然と思うのではなく「私は5月にテレビに出ました」と夢を達成した自分をイメージする。目標はできるだけ具体的にしておくことが大切です。

②神社に行く

西村 私は、3月21日には毎年必ず神社に行きます。初詣みたいな感じで。

――良いお願いの仕方ってありますか?

西村 私はお願いではなく「予祝」をします。私にとって神社は、予祝をして感謝をする場所です。これもおばあちゃんの教えなのですが、神社にいったら必ず行うことはこの3つです。

「本当にありがとうございます」と生きていることに感謝
今日神社に来ることができたことにも感謝
最後に「予祝が叶ったかを報告に参ります」と伝える

コピーライターになったばかりの頃、「3月に●●賞を獲ってコピーライターになります」と予祝をしました。当時の実力では無理とも思える目標でしたが、結果的にその夢は叶っています。もちろん、賞を獲るためにがむしゃらにコピーを書き、努力もしました。

神様に何でも叶えてくださいと願うのではなく、「がんばりますので応援してください」という気持ちが大事だなと思っています。

【2023年の運気を上げる方法】金運、仕事運、人間関係

●金運

西村 今年はお金の学びをしなさいという年です。成人を迎えても税金の仕組みについて知らないという人が多いですよね。このタイミングでしっかりお金のことを学んでおくべきだと思います。お金持ちになりたいなら「お金が大好きだ!」という意識を持つことも大事。「お金は怖いもの」という恐怖心があると、お金を増やすことはできません。私の場合、父親がすごく破天荒だったためにお金に対する恐怖心があったのですが、恐怖心というブロックをはずし、「私はお金を稼げる人だ」と思うようになってからどんどん金運が上がっていきました。

●仕事運

西村 卯年の今年はうさぎが群れをなして行動するように、チームをつくって仲間と一緒に進んでいくと運気が上がります。孤軍奮闘するのはNGです。自分が苦手なことは得意な人にお願いしましょう。人に頼ることは甘えでも依存でもありません。できることを分け合うことでwin-winな関係を築いていきましょう。

●人間関係の運気

西村 私、「共感覚」を持っていて色が見えるのですが、今年は愛情や感情など「情」が深い年だなと感じています。今年は、喧嘩などのトラブルを起こさない方が運気を上げます。「なんとなくあの人嫌だな」と思った時、お互いの感情がぶつかりあって関係性が崩れていくケースが多いと思うのですが、「嫌だな」と思っても「この人はなぜこのような言い方をするのだろう?」と冷静に受け止めてみてください。自分を抑えるのではなく、少し面倒だとしても、相手を理解してあげましょう。

どうしても心がモヤモヤする時は、塩を入れたお風呂に入って心のデトックスを。今年は癸卯(みずのとう)ですが、この年は人の念をもらいやすいという特徴があります。人の執念、嫌がらせでメンタルをやられてしまう前に、心のデトックスをして嫌な念から自分の身を守った方が良い年ですね。

塩のお風呂で心のデトックスを。
塩のお風呂で心のデトックスを。

●2023年は水害に注意!

西村 昨年に比べて今年は愛にあふれるようなニュースが多いものの、癸卯(みずのとう)の卯年ということもあり水の災害に気を付けたほうが良いと言われています。過去の歴史を見ても癸卯(みずのとう)の年は水害・災害が多いため、夏場などは気象状況をみながら、むやみに水の近くには行かないなど、身を守る行動を心がけたほうがよさそうです。

31年ぶりの最強開運日。チャンスを逃さないために、今から準備をしましょう!

3月21日は夢を叶えるためのスタートの日。今からしっかり準備をして最強で最大のチャンスを逃さないようにしておきましょう。


※この記事は2023年2月17日時点のものです。

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