チョコレート研究家・楠田枝里子さんがハーゲンダッツ新商品「ショコラ デュオ」を実食！〈PR〉

―今日のお召し物はチョコレートカラーですね。そして、ブローチもイヤリングもチョコレート！　素敵ですね。

そうなんです。チョコレートに関するものを見つけると、なんでも欲しくなっちゃう。冬のチョコレートシーズンは、スマホカバーもバッグもノートも、身の回りのもの全部、チョコレートになりますね。

―どれも素敵です。楠田さんのチョコレート愛がひしひしと伝わってきます。チョコレート好きは小さいころからですか？

物心ついたころから！

―お母様がチョコレート好きでいらしたとか？

私の母は栄養学の専門家でしたので、食べることにはとても厳しく、私が食事の好き嫌いをすると「ビタミンCが20mg足りないから、これを食べなくちゃだめなの」というふうにきちんと説明してくれたのですね。そのおかげで、私も納得して「1日に必要な栄養素を、その日の食事できちんと摂る」という習慣ができたのです。スナック菓子は食べた記憶がありませんが、チョコレートは食べさせてもらえました。

おそらく、母はチョコレートの栄養価についてもよく知っていたのだと思います。体にいいものだとわかっていたので、子どもたちにも買ってくれたのでしょう。ですから、物心ついたころから…

―チョコレートを食べている！

はい！　今日にいたるまで、チョコレートを食べなかった日は1日もありません。

―常に家にはチョコレートをストックされているのでしょうか？

1年中、チョコレートが切れていることはないですね。

―常時何種類くらい？

季節によりますね。もうクリスマス、そしてバレンタインシーズンに入りますので、常時10～20種類はストックがありますね。食べても、食べても、すぐまた増える（笑）。ボンボンショコラもあるし、タブレットもあるし、ギモーヴショコラのようなチョコレートのお菓子もあります。

―どういう時間帯に食べられるんですか？

どんな時間でも。チョコレートがすばらしいのは、その時その時で、体に良い効果をもたらしてくれるんです。朝なら、脳の働きを活発にし、仕事や勉強をするエネルギーを与えてくれる。午後ちょっと疲れたなって時に食べると、あともう少し頑張れってパワーを与えてくれるでしょう。夜は、1日お疲れ様でしたと、その日の疲れをとって安らかな眠りを約束してくれるんです。


Profile
楠田 枝里子さん（くすた えりこ）
司会者、エッセイスト、チョコレート研究家。テレビ番組などの司会業、ノンフィクション、エッセイ、絵本の著作のほか、チョコレート研究家として日本の高カカオチョコレートブームを牽引。今年の2月には世界の一流ブランドが一堂に会したチョコレートイベント「ショコラ・エ・ショコラ」をプロデュース。著書に『チョコレート・ダイエット』、『チョコレートの奇跡』などがある。

―チョコレート研究家として活動を始められたきっかけはなんだったのでしょう？

本格的にチョコレートに関わってみようと思ったのは、ちょうど2000年のことでした。その頃、チョコレートの原材料であるカカオの健康効果について、科学的な研究が進んでいて、いろいろな研究報告がされていたんです。

例えば、豊富に含まれている食物繊維が便秘の解消に役立つとか、ミネラル分が体の機能を整えてくれるとか。カカオポリフェノールはさまざまな病気の予防に効果があり、ストレスやアレルギーに強い体をつくってくれるとか、老化や更年期障害の緩和にも役立つとか。

でも、当時はまだ一般には全く知られていませんでした。私は幸運なことに、大学で化学を専攻しましたので、科学的な研究発表や論文も理解することができたんです。で、「チョコレートはこんなにスゴい！」と皆さんにお知らせしなくちゃ、と。

―ちょうど『チョコレート・ダイエット』を出版された頃でしょうか？

2003〜2004年あたりから、カカオ70％以上の高カカオチョコレートを推奨するという活動を始め、雑誌に原稿を書いたり、テレビで話したり、本を出版したりしてきました。『チョコレートの奇跡』（中央公論新社）で、私のチョコレートの世界が、ひとつにまとまりましたね。

―高カカオチョコレートというのがポイントですね。

はい。健康効果はカカオの効果なので、カカオの含有量の多い高カカオチョコレートでないと、その効果を賢く得ることはできないんです。

2007〜2008年ごろに高カカオチョコレートブームが巻き起こって、今やスーパーやコンビニでも簡単にカカオ70％以上のチョコレートが買えるようになり、うれしい限りです。

―楠田さんの活動の賜物ですね。栄養効果のほかに、チョコレートの魅力といえば？

当然歴史や文化を知れば知るほどおもしろいし、素晴らしい作品を作っているショコラティエさんの存在を知ると、その世界にも魅せられますよね。

―味わいの魅力としてはどうでしょうか？

カカオは産地によって味わいに違いがあって、それも大きな楽しみですね。私は個人的に、ベネズエラ産とペルー産が大好きです。

―具体的にどんな味わいなのでしょうか？

ベネズエラ産は、クリオロという古い歴史をもったカカオ種が味わえる。カカオ本来の旨味、苦み、酸味など、全ての味わいのバランスが見事にとれていて、エレガントなカカオなんですね。ペルー産は近年大注目されていて、これも非常にバランスがよく、優しい魅力のあるカカオです。

―チョコレートを選ばれるときは、どんなこだわりがありますか？

仕事としては、あらゆる種類のチョコをテイスティングしますが、個人的に楽しむなら、やっぱりダークチョコレートを選びますね。カカオ本来の旨味や苦みが豊かに感じられるものが、おいしいチョコレート、だと思っているので。ミルクチョコレートはミルクや砂糖が多く含まれている分、カカオ感が薄くなります。

―今回はハーゲンダッツの新作を実食いただきますが、ハーゲンダッツのアイスクリームはふだんお召し上がりになりますか？

私ね、アイスクリームも大好きなんです。ハーゲンダッツもお気に入りで、ハーゲンダッツのバニラアイスはいつもうちの冷凍庫に入っています。

なぜかっていうと、2分間でできる好みのデザートがあって、それにバニラアイスクリームが必要なんです。


―2分でできるなんて手軽ですね！　ぜひレシピを教えてください。

春夏バージョンと秋冬バージョンがあって、春夏はイチゴやラズベリー、ブルーベリーなど5種類のフレッシュなベリーに、たっぷりのバニラアイスとホイップクリームを添えるだけ。簡単ですが、とってもおいしいんです。20年ほど前、デュッセルドルフのイタリアンレストランで、そのデザートを出してもらって、すっかり気に入って、家でも楽しむようになりました。

―秋冬バージョンは？

バニラアイスクリームにチョコレートソースをかけるだけ（笑）。カカオ70〜80％のタブレット*を使ったチョコレートソースです。湯煎で溶かして、沸騰させた生クリームを加えていって、好みの滑らかさにします。

*板状のチョコレートのこと

―どちらもシンプル！　それだけにバニラアイスはおいしくなくちゃ意味がないんですよね？

そうなんです。近所のスーパーやコンビニでも簡単に手に入る上等なバニラアイスっていうと、ハーゲンダッツでしょう。

―ハーゲンダッツファン歴は長いのでしょうか？

はい。昔、南青山3丁目にハーゲンダッツカフェがあったでしょ。当時、青山に住んでいて、しょっちゅう行っていましたね。

―そこでもバニラを選ばれていたんですか？

その時期その時期のスぺシャルなものを試すことが多かったですね。トッピングも好みでいろいろアレンジできて、楽しかったですよ。

―今回は新作の「ショコラ デュオ」試食していただきますが、楠田さんが求めるチョコレートアイスクリームとはどんなものでしょうか？

カカオの香りも旨味も苦味もしっかり感じられる、カカオの魅力がたっぷりのものですね。

―「ショコラ デュオ」は、あえてシンプルにプレーンタイプの2種類のアイスクリームを1つのカップに詰めた商品になっています。

1つのカップに2種類というのは楽しいですね。口に入れたときの滑らかさは、さすがハーゲンダッツ！という仕上がりで、アイスクリームとしてとてもよくできているなと感じました。ただ、もっとカカオ感がほしかったですね。2種類のミルクチョコレートのコンビネーションになっていますが、一方がダークチョコレートだったら嬉しかったなと思いました。

甘くてミルクたっぷりのミルクチョコレートアイスクリームですから、お子さんは喜ばれるでしょうし、安心して食べさせられますね。


最後にひとつご提案なのですが、ハーゲンダッツさんには、ぜひ次回はカカオの苦みや旨味がしっかり感じられるダークチョコレートアイスクリームを作っていただきたいですね。そのときは私もコラボレーションさせていただけたら嬉しいです！

―ハーゲンダッツ愛とチョコレート愛溢れるラブコール！　いつか実現すると素敵ですね。本日はありがとうございました！


■DATA
商品名：ハーゲンダッツ ミニカップ「ショコラ デュオ」
希望小売価格：319円（税込）※軽減税率適用
※希望小売価格のため、実際の店頭での売価は異なる場合がございます。
発売日：2022年12月6日
販売先：コンビニ、スーパー、その他、オンライン