お取り寄せ肉まん6種類を食べ比べ! おいしい電子レンジ調理の方法も紹介
これからの季節に食べたくなる「肉まん」。今回は551蓬莱や横浜中華街の聘珍樓など、人気店の肉まん6種類をお取り寄せしてプレデリスタイル編集部で食べ比べます! 蒸したてのようなふわふわ食感を再現できる、電子レンジでの調理方法もご紹介します。
寒い日はホカホカふわふわ肉まんが食べたい!
寒~い季節の代名詞といえば「肉まん」。白い息を吐きながらほわほわジューシーな肉まんを頬張るのって幸せな気持ちになりますよね。
スーパーやコンビニで売られている肉まんもおいしいですが、名店や専門店が作るこだわり抜かれた肉まんはまた格別。
現地に行かずともネットで注文できるところも多いので、今回は有名店の肉まん6種類を取り寄せ、サイズの比較や皮と具の味の違いについて食べ比べて検証していきます!
お取り寄せ肉まんラインナップ
- 江戸清「ブタまん」
- 四谷維新號「肉まん」
- 聘珍樓「肉まん(大)」
- 551蓬莱「豚まん」
- 元祖五十番 神楽坂本店「元祖肉まん」
- 神楽坂五十番 総本店「肉まん」
「肉まん」「豚まん」「中華まん」はどう違う?
今回6つの肉まんをご紹介しますが、商品名によって肉まん、豚まんなど若干呼称が変わります。肉まん・豚まん・中華まん、この3つの呼び方、定義が若干異なるだけで基本的に味や見た目に違いはありません。
●中華まん
中華料理の具が入った点心「包子(パオズ)」を元に日本人向けに改良された料理のこと(諸説あり)。小麦粉、水、砂糖、酵母、ベーキングパウダーなどをこねて発酵させて作った柔らかい生地に、豚肉やあんこなど様々な具材を包み、蒸した饅頭すべてを総称して「中華まん」と呼びます。
●肉まん
肉まんとは「肉饅頭」の略で、豚肉と、玉ねぎ、タケノコ、干ししいたけなどいろいろな野菜をみじん切りにして、調味料と一緒に煮た具材が入った中華まんのことを「肉まん」といいます。
●豚まん
西日本(おもに関西地方)で用いられる肉まんの別称。西日本で「肉」というと一般的に牛肉を指すため、豚肉を使用した肉まんはあえて「豚まん」と呼ぶのだそう。
せいろ、蒸し器、電子レンジ…調理方法はどれがベスト?
ちょっと贅沢な高級肉まん、せっかくならお店で食べる味に近い状態でいただきたいですよね。
ご家庭でせいろをお持ちの方ならぜひともせいろで蒸して召し上がっていただきたいところですが、一人暮らしの方や蒸し料理をあまりしない方だと持っていない人も多いのではないでしょうか?
最も簡単な電子レンジ調理では、表面に水をつけすぎて皮がふやけたり逆に固くなったりという失敗が起こりがちです。そこで今回は、100円ショップで見つけた「レンジ用蒸し器」を使用して電子レンジで簡単においしく調理していきます。
ざっくり使い方はこんな感じ。
①容器のフタを開け水を大さじ2入れる。
②表面を軽く濡らした肉まんを入れ、肉まんの説明書きに従って電子レンジで温める。
※大きい肉まんだとフタが完全に閉まらないことがあるので、容器の上からラップをふんわりかけると◎
③電子レンジから出すときは容器の両端を持ち、蒸気に気をつけて取り出す。
それではさっそく人気店のお取り寄せ肉まん6種類を食べ比べていきます!
お取り寄せ肉まん① 江戸清「ブタまん」
◾DATA
編集部員A
ズワイ蟹が入っている分うま味が強い気がします。でもお肉の脂が少ないから、さっぱり食べられていいですね。
編集部員E
餡の味付けも甘くなくてあっさりめですね。たけのこがシャキシャキでおいしい!
編集部員F
今回の肉まんの中では一番の重量級ですが(250g)、味付けや具材が重くないから意外とぺろりと食べられそうですね。
編集部員E
あとはごま油がけっこう効いてますね。私は柔らかくてキメ細かい生地が気に入りました!
カロリー(1個250gあたり):628kcal
参考価格:1個あたり500円(税込)
配送方法:冷凍
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…(解凍された状態から)20~25分
電子レンジの場合…未対応
※冷蔵庫で12時間解凍してから調理してください。
商品特徴:
明治27年に精肉業で創業した江戸清が確かな目で厳選した、上質の国産豚肉のウデ、もも、バラ肉を贅沢に使用し、紅ズワイ蟹、たけのこ、キャベツ等の多彩な食材をギュッと詰め込んだ中身が2倍、美味しさ3倍のブタまんは皮もきめ細かくてしっとりと柔らかく発売以来変わらぬ味で皆様にご愛顧頂いております。
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お取り寄せ肉まん② 四谷維新號「肉まん」
◾DATA
編集部員F
明治32年創業、四谷維新號(いしんごう)の肉まんです。先程のものと比べると皮にハリがあって具材にまとまりがありますね。
編集部員E
皮がしっかりしていてふかふかのパンっぽい食感!
編集部員A
皮も餡もけっこう甘い味付けなんですね。オイスターソースみたいな香りが食欲そそります~
編集部員F
味付け濃いめで満足感のある食べごたえだから子どもや男子が好きそうな肉まんです!
編集部員A
餡はハンバーグみたいにしっかり練られていて、食べる時つるんと出やすいから気をつけて食べないとですね。
カロリー(1個180gあたり):405kcal
参考価格:1個あたり583円(税込)
配送方法:冷蔵
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…沸騰してから強火で15分以上
電子レンジの場合…おまんじゅうの頭に切込みを入れ水をたらし、袋に戻して500Wで約2分30秒
商品特徴:
旨みのある豚肩肉に北海道産貝柱のだし汁をたっぷり加え、キメ細やかな舌触りに練り上げてあり、しつこさがありません。上品なうす味で、こくのある味わいをお楽しみいただけます。ボリュームもあり、朝食にも最適です。
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お取り寄せ肉まん③ 聘珍樓「肉まん(大)」
◾DATA
編集部員F
横浜中華街の有名中華料理店、聘珍樓(へいちんろう)です。皮に牛乳が練り込まれているからかふんわり甘いですね。
編集部員E
お肉が粗挽きで野菜もごろごろ食べごたえ満点でおいしいです! このシャリシャリするのが「くわい」?
編集部員F
そうです! 日本でくわいといえば、おせち料理によく入っているホクホク食感が特徴の「青くわい」ですが、聘珍樓の肉まんに入っているのは「水くわい」というシャキッと軽い歯ごたえが特徴の野菜なんです。
編集部員A
レンコンや梨のようなこの食感、癖になりますね~。味付けは割とあっさりめで食感も一口ごとに違うから、こんなに大きくても最後まで飽きずに食べられそう。
編集部員E
素材の味を生かした自然なおいしさも気に入りました! 冷めても固くなったりベタついたりせずおいしいままなのも高ポイント。
カロリー(1個220gあたり):462kcal
参考価格:1個あたり468円(税込)
配送方法:冷蔵
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…約15分
電子レンジの場合…500Wで約2分30秒
商品特徴:
聘珍樓の肉まんは化学調味料や合成保存料・合成着色料を使わない無添加のおまんじゅうです。餡は上質な豚肉を粗びきしてあり、野菜は新鮮なものをあえて大きくカットしています。甘みのある玉ねぎやシャキシャキとしたくわいなど存在を主張しながらも見事に調和し素材の味を楽しむことができるのです。
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お取り寄せ肉まん④ 551蓬莱「豚まん」
◾DATA
編集部員F
定番の大阪名物、551の豚まんです。メイン具材の豚肉と玉ねぎは、食感を出すためダイス状にカットされているそうです。
編集部員A
551の皮ってこんなに甘くて弾力がありましたっけ? 餡はねっとりよく練られていて、玉ねぎの甘みが優しい上品な味です。
編集部員E
551って何度も食べたことがあるけど、前の記憶を塗り替えるおいしさ! この完成度の高さで1個190円というコスパにはちょっと感動。
編集部員F
お取り寄せ肉まんってけっこう大きさでみんな勝負しているけど、このくらいのサイズ感って食べやすくてちょうどいいですね~
編集部員E
最初はそのまま玉ねぎとお肉のおいしさを味わって、後半は付属のからしでピリッと味変できるのもまた嬉しいよね。
カロリー(1個140gあたり):292kcal
参考価格:1個あたり約190円(税込)
配送方法:冷蔵
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…蒸気が上がってから約15分
電子レンジの場合…豚まん1個に対し600Wで約1分
商品特徴:
551蓬莱の豚まんは熟練の職人技で、ひとつひとつ心をこめて包んでいます。もちろんすべて手包み。手づくりにこだわったボリュームたっぷりの551蓬莱の顔です。
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お取り寄せ肉まん⑤ 元祖五十番 神楽坂本店「元祖肉まん」
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編集部員F
こちらは昭和32年創業の老舗中華饅頭店、元祖五十番神楽坂の肉まんです。 神楽坂にはもう1つ「五十番」と名のつくお店があり、そちらは元祖五十番からのれん分けしたお店だそうです。味にどんな違いがあるのか気になりますね。
編集部員A
直径12センチ! すごい存在感!
編集部員E
これを手土産で持っていくとサイズのインパクトで盛り上がるんだよね~。そしてふかふか弾力のあるキメ細かい生地がまたおいしい。肉まんの生地好きにはたまらないと思う。
編集部員F
ほんのり五香粉のような八角のような、異国感のある独特な香りがします。
編集部員A
お肉のプリプリ感と溢れる肉汁がすごい! まるで大きな小籠包ですね。餡も小籠包に似たおしょうゆっぽい味付けです。
カロリー(1個230gあたり):約517kcal
参考価格:1個あたり380円(税込)
配送方法:冷凍・冷蔵どちらも可(今回は冷蔵)
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…解凍後15~20分
電子レンジの場合…全面を濡らしてラップをかけ、600Wで2分30秒~3分
商品特徴:
当店人気No.1の元祖肉まん。昭和32年から変わらぬ伝統の味です。ふっくらとした生地と国産の豚肉とキャベツだけのシンプルな素材を生かした当店随一の人気商品。
当店の肉まんは大きさに驚かれる方も多いですが、この大きな肉汁たっぷり肉まんを食べても胃もたれしないというお声をよく頂きます。それは素材にこだわっているからです。味付けも飽きの来ないシンプルな味付け。
そして何よりの自慢は真っ白の皮にあります。最上級クラスの小麦粉を使用することで、小麦本来の甘さを活かしております。上質な皮にしみこむ肉汁はたまりません。
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お取り寄せ肉まん⑥ 神楽坂五十番 総本店「肉まん」
◾DATA
編集部員F
こちらは「神楽坂五十番」からのれん分けをしたもうひとつの五十番。黄色い紙袋とモダンな雰囲気の店内が特徴です。味はいかがでしょう?
編集部員E
本店の味と似ているのかなと思ったら全然違いますね! 甘い皮ともっちり蒸しパンみたいな食感がすごくおいしい~。見た目も少しずつ違って面白いね。
カロリー(1個200gあたり):記載なし
参考価格:1個あたり432円(税込)
配送方法:冷凍・冷蔵どちらも可(今回は冷蔵)
調理方法:
蒸し器、せいろの場合…蒸気が上がってから約15分
電子レンジの場合…水でたっぷりと濡らし、ラップをふんわりとかけて500Wで約2分
商品特徴:
国産豚肉とキャベツを使用した肉汁がたっぷりな餡を、秘伝の手作りの皮で包みあげた、伝統の手作り肉まんです。
ここで買えます!
編集部員A
八角のような独特な香りは少し似ているけど、味はこっちのほうがこっくり甘いですね! シャキシャキとしたキャベツの味が全面に出てます。
編集部員F
う~ん、私はこのくたっと煮たキャベツの甘さが強くて少し苦手かも…
編集部員A
皮にじゅわっと染みるくらいお肉の脂が多めだからガツンときますね。夜ご飯もこれ1個でお腹いっぱいになりそう。
お取り寄せ肉まん、編集部員の人気No.1は…?
\第1位! 551蓬莱の豚まん/
やっぱり王道は強かった! 大阪名物551蓬莱が満場一致の第1位でした。今回選抜した中でもダントツのコスパの良さにも関わらず、一つ一つ手包みしているというこだわりと美味しさには驚き。
皮と餡のバランス、何個食べても食べ飽きないあっさり塩味など全体的に完成度が高く、長年人々に愛され続けるのも納得です。
\第2位! 聘珍樓の肉まん/
ごろごろ大きくカットされた具材と歯ざわりのいいシャキシャキのくわいが特徴の聘珍樓。他にはない食感と本格的な味わいが高評価を得ました。
\第3位! 元祖五十番の元祖肉まん/
見た目の迫力もさることながら、まるで小籠包のように溢れ出すジューシーな肉汁にも驚く「元祖肉まん」。赤ちゃんの顔くらいはあるビッグサイズの肉まんですが、野菜たっぷりのふわっとした餡のおかげで、重すぎないのも好印象でした。
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お取り寄せできる人気の肉まん6種類をご紹介しましたが、気になるものはありましたか? 通販サイトによっては配送方法が冷凍冷蔵どちらも選べるところがありますが、冷凍だとどうしても味や食感が落ちてしまうのでなるべく冷蔵で注文し、届いたらすぐ召し上がることをおすすめします。
これからやってくる寒い季節、ホッと温まりたい時の間食や忙しい日の夜ご飯として、気になる肉まんをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
※記事の情報は2020年10月23日時点のものです。
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編集部員F
こちらは横浜中華街食べ歩きブームの火付け役になったとも言われる江戸清の「ブタまん」。なんと紅ズワイ蟹入りの高級豚まんです!