顔のゆがみを整え小顔になる「あごコリほぐし」 30秒ケアで悩み解決!
数々の小顔セルフケアをyotubeで公開し、チャンネル登録者数50万人越えを誇るSpeed小顔神HIROさん。HIROさんの指導のもと「あごコリほぐし」でほうれい線やたるみ、エラ張りを改善した3名の女性たちのセルフケア方法を公開します!
この方にお聞きしました
Speed小顔神HIROさん
整骨理論を美容に特化させた「美容整骨」を立ち上げた人物。整骨院時代には20万人以上の治療を経験。現在は美容整骨師のトップとして美容整骨師を全国740店舗に輩出。ゴッドハンドでの施術は、日本全国に留まらずイタリアやフィンランドなど海外からも来院。数多くの有名人や一流モデルも美容整骨技術にて施術。芸能界でも高い評価を得ている。
むくみ、ほうれい線、二重顎の原因。あごコリとは?
--あごがこっていると、顔にどんな影響を与えるのでしょうか?
HIRO フェイスラインのたるみの原因は骨格のゆがみ。ゆがみを正せば、顔がすっきりします。頭蓋骨は23の骨がパズルのように組み合わさってできていて、どこか1つがゆがむと骨格全体がゆがんでしまいます。頭蓋骨の中で唯一動くのが顎関節。つまり、顔全体のゆがみはあごが原因なのです。
顔を鏡で見てください。左右の目の大きさや目の位置に違いがあると思います。それは、顔がゆがんでいる証拠。人には噛みグセがあります。左右どちから一方でばかり噛んでいると、筋肉の使い方が左右で変わり、噛みグセがある方の筋肉が硬くなり動きが悪くなる。それが「あごコリ」です。使わない筋肉は怠けてしまうため、筋肉がやせ細って脂肪がつき、リンパや血液の流れが悪くなって、しわやたるみの原因となります。
--リモート生活やマスク生活が続き、顔が大きくなったと感じる人も増えています。
HIRO 食いしばりやあごの緊張も「あごコリ」の原因になります。本来、口を閉じた状態でいるときに上下の歯の間が開いているのが正常ですが、デスクワークやスマホに夢中になっていると歯がふれやすくなり、気づかないうちに食いしばってることがあります。家にいて人と会話をせず無表情でいる時間が長い。寝ている間も食いしばっている。そのような状態が続いていると長時間あごの筋トレをしているのと同じですから、筋肉が張って顔が大きくなってしまうのです。
\マスクでもあごコリ?/
HIRO マスクのゴムで引っ張られることであごが緊張し、口が開けにくくなります。あごが緊張すると肩の力が抜けなくなり、肩こりや腰痛など全身の不調につながります。マスクをしている時に肩こりが気になる方は、マスクのゴムを交差して耳にかけるだけで症状が軽くなりますので、ぜひ試してみてください。
「あごコリほぐし」のやり方
--「あごコリほぐし」について教えてください。
HIRO 「あごコリほぐし」は、使いすぎて硬くなった筋肉をリラックスさせ、普段使わずに怠けている筋肉を鍛えるゆがみ矯正マッサージです。「あごコリほぐし」でアプローチする筋肉は4つ。耳の上にある「側頭筋」、歯を食いしばるとほおのあたりでグッと盛り上がる「咬筋(こうきん)」、頬骨や下顎骨の内側にある「内側翼突筋(ないそくよくとつきん)」と「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」です。この4つの筋肉は口の開閉をコントロールし、この筋肉をほど良く働く状態にしておくことで、顔のリフトアップやむくみ解消につながります。
話す、噛むなどの動きであごを上下左右に動かすだけでもあごはゆがみます。パソコン作業やスマホ操作など頭を下げる行為は食いしばりを誘発し、猫背になって頭が前に出るなどの悪い姿勢がクセになるとあごにストレスがかかりゆがみやすくなります。でも安心してください。ゆがんでしまっても「あごコリほぐし」でゆがみをリセットすればよいのです。
\朝と夜、1日2回がおすすめ/
HIRO スキンケア、入浴中、仕事の合間など、すき間時間を使ってできる簡単ケア。忙しい時は1種類だけ行うのでもOKです。「30秒を1時間やるとさらに効果はあるのですか?」と聞かれることがありますが、それはやりすぎ。続けることが大事ですから無理なく気づいた時にやる程度で結構です。欲張り過ぎは禁物。逆効果になります。
あごコリほぐし①側頭部じんわり押し(左右 各30秒)
フェイスライン(たるみ)を引き上げるのに大事な筋肉「側頭筋」をほぐします。ポニーテールを結ぶ場所、ゴールデンポイントをめがけて斜め後方から引き揚げながらじんわり押し込みましょう。
1.手のひらをこめかみの後ろに当てる
2.じんわりとゴールデンポイントに向かって押し込む
あごコリほぐし②ほお押しあぐあぐ(左右 各30秒)
下あごを持ち上げる強い筋肉「咬筋」の緊張をほぐし、フェイスラインをすっきりさせます。。食いしばったときに盛り上がる場所が目印です。
1.ほおに手のひらを当てて壁をつくる
2.手をあてたまま口を「あぐあぐ」と開け閉めする
あごコリほぐし③小指差し込みあぐあぐ(左右 各30秒)
口を開くときに動く筋肉「外側翼突筋」をほぐすことで、口角が上り魅力的な笑顔がつくれます。
1.頬骨の奥に小指を差し込む
2.小指を差し込んだまま口を「あぐあぐ」と開け閉めする
あごコリほぐし④エラ肉削り(左右 各30秒)
下顎骨の裏側(口腔内側)、エラ付近に指2本ほどの幅で付着している筋肉「内側翼突筋」をほぐします。食いしばりで硬くなる筋肉で、ほぐれるとエラがすっきりします。
1.エラの内側に人差し指と中指を差し込み、あごのラインに沿って揺らす。
【「あごコリほぐし」体験レポート】15日間のセルフケアで顔のコンプレックスを解消!
20代~40代の女性3名が15日間の「あごコリほぐし」で顔のコンプレックスを解消。セルフケア前後の変化をHIROさんの解説とともにご紹介します。
■新崎みのりさん(40代)
\BEFORE/
●悩み:老け顔、ほうれい線
顔が大きいせいで太って見える。目が小さいことが子供の頃からコンプレックスでいつも眠そうと言われていた。最近はほうれい線が出てきて老けて見られるので、マスクをとったとき「あれっ?」という顔をされることが悩みだった。
●セルフケア:「あごコリほぐし」とほうれい線を薄くする「頬骨マッサージ」を毎日朝晩1日2回ずつ行った。
●HIROさんのワンポイントアドバイス
HIRO ほおの筋肉を使わず怠けてたるむと、ほうれい線が深くなっていきます。筋肉は骨の上についていますので、頬骨がずれたままの状態で筋肉を引き上げようとしても変化は起こりません。そのため頬骨を元の位置に戻す「頬骨マッサージ」もやっていただきました。頬骨の位置を戻すことで筋肉にハリがでて、ほうれい線が薄くなります。
\AFTER/
●新崎さんが感じた、顔の変化
最初は硬かったほおの筋肉が少しずつ柔らかくなっていき、それとともに少しずつほうれい線が薄くなっていくのを感じました。むくみがとれてフェイスラインがすっきりしたこともうれしかったです。マスクをとるのが怖くなくなりました。
ほうれい線を薄くする「頬骨マッサージ」(左右 各30秒)
1.指3本を口角の上にあて斜め上下に揺らす
人差し指から薬指の3本を、口角の延長線上に当てます。この時、唇は隠しておくこと。指の位置がずれないよう、皮膚ごと耳方向に向かって斜め上下に30秒揺らします。
■hanaさん(30代)
\BEFORE/
●悩み:エラ張りによる顔の広がり、のっペリ顔
頬骨が広がり、のっぺり顔で凹凸が少ないのが悩み。
●セルフケア:「あごコリほぐし」の「ほお押しあぐあぐ」と「頬骨マッサージ」(新崎さんの項を参照)を毎日朝晩1日2回ずつ。仕事の合間などに「上向きガム噛み」も行った。
●HIROさんのワンポイントアドバイス
HIRO hanaさんは食いしばりで咬筋が張っていたため、咬筋をゆるめるケアをしていただきました。咬筋をゆるめるケアでおすすめなのが「上向きガム噛み」。長時間ガムを噛むのは咬筋を硬くするNG行為と言われていますが、上を向いて噛むと咬筋の緊張がほぐれて顔のリフトアップにつながります。
\AFTER/
●hanaさんが感じた、顔の変化
「あごコリほぐし」で咬筋がゆるんだことでフェイスラインがすっきりしてきました。顔幅も明らかに狭くなって、鏡を見るのが楽しくなりました。
フェイスラインがすっきりする「上向きガム噛み」(仕事の合間など)
目線を上げるのがポイント。ガムの種類はなんでもOK。寝ながらだとラクにできます。
■みさきさん(20代)
\BEFORE/
●悩み:顔が丸い、二重あご
一番気になっているのは顔のゆがみ。左右のバランスの悪さも気になっている。
●セルフケア:「あごコリほぐし」「リンパマッサージ」「首のマッサージ」を毎日朝晩1日2回ずつ。気になった時に、巻き肩ケアの「手のひら返し」も行った。
●HIROさんのワンポイントアドバイス
HIRO みさきさんは顔のたるみや二重あごを気にされていました。ヘッドスパニストというお仕事をしていて、シャンプーやマッサージで下を向いたり前かがみの態勢で施術をしてあごや肩にストレスがかかっているご様子でしたので、スキンケアのついでに「あごコリほぐし」「リンパマッサージ」「首のマッサージ」をしてもらいました。前かがみの態勢でいる時間が長く、それが原因で巻き肩になっていることも気にされていたので、施術の合間などに巻き肩ケアの「手のひら返し」を行うこと、片足重心で立たったり足を組んで座ったりしないよう普段から意識するようお伝えしました。
\AFTER/
●みさきさんが感じた、顔の変化
常に顔のむくみが気になっていたのですが、HIRO先生に教えていただいたセルフケアを始めたら翌日からむくみにくくなりました。フェイスラインがV字に近づいていき、「顔が小さくなったね」と会う人ごとに言われるようになりました。
二重あごケアにおすすめ「リンパマッサージ」(左右 各30秒)
1.エラに指の第2関節を当てて揺らす
手を軽く握ります。人差し指、中指、薬指の第2関節を左あごのエラに当てましょう。そのままあごのラインに沿って、前後に皮膚ごと30秒揺らします。
2.鎖骨の上下をはさみ、骨に沿って往復する
人差し指と中指でピースサインを作ります。この2本指で鎖骨を上下から挟んで当て、軽く揺らしましょう。少しずつ骨に沿って位置をずらし30秒刺激します。
HIROさんがお客様に必ず教える鉄板ケア「首マッサージ」(左右 各30秒)
1.首の後ろから右手を回し左耳の下を引っ張り、左肩を後ろに回す
右手を上げ、頭の後ろへ回します。人差し指から小指までの4本の指先を左耳の後ろに当て、内側(後頭部中央)へ引っ張って固定します。そのまま、左手を左肩に当てます。右手を固定し、ひじで円を描くように、左肩を後ろに回しましょう。10回回したら、反対側も同様に行います。
HIRO パソコン作業などで長時間前かがみの状態が続くと首と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋が縮みっぱなしになります。肩甲挙筋を使いすぎると首が太く短く見えてしまうため、その筋肉をほぐしてリリースしましょう。この「首のマッサージ」は、小顔矯正の施術にいらっしゃる方には必ずお伝えする鉄板のマッサージです。仕事や家事の合間に、ぜひやってみてください。
巻き肩ケアの「手のひら返し」(気が付いた時に何回でもOK)
1.腕をおろす。
2.脇を開いて、親指を外に回転させる。
3.脇を閉じる。
4.手首から先に戻す。
HIRO 巻き肩は肩こりや猫背の原因になります。座ったままでも良いので、気が付いたら手のひら返しをして肩の緊張をほぐしましょう。
「あごコリほぐし」で小顔に。そして、小顔の定着には姿勢も大切。
HIRO 人は誰でも左右のバランスが崩れています。バランスが悪い上に、悪い使い方を続けていればゆがみは進行していきます。「あごコリほぐし」は即効性のある小顔矯正マッサージですが、小顔を定着させるには正しい姿勢が大切です。猫背、巻き肩で姿勢が悪くなると骨格がゆがんで、あごコリの原因となる食いしばりを起こしやすくなります。「あごコリほぐし」でゆがみをリセットし、「手のひら返し」で骨格のゆがみをリセットする。使ったらリセット、使ったらリセットを繰り返しておけば、顔だけでなくからだも良い状態を保てますので、毎日続けて美しさをキープしていただきたいですね。
●Spees小顔神HIRO先生の小顔セルフケアテクニックが満載!
『小顔になる!あごコリほぐし』
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●記事の情報は8月16日時点のものです。
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