ヴィーガン料理がもっと楽しめる「ベジレストラン&ショップガイド」がオープン!
野菜料理家の庄司いずみさんが「日本でヴィーガン料理をもっと身近に!」という思いから、ベジタリアン料理やヴィーガン料理が楽しめるレストランやショップをまとめたガイドをリリース。掲載店舗でお得な特典が受けられる「ベジタリアン・パスポート」についてもご紹介します!
ベジタリアンやヴィーガン、欧米ではライフスタイルの1つに
こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。
野菜料理を紹介するから野菜料理家と名乗っていますが、私自身はヴィーガン。植物性だけの食事を楽しむ毎日を送っています。
肉や魚、卵や乳製品すら使わない料理というと、以前は「さみしそう!」なんて言われたりもしましたが……。
今ではベジタリアンやヴィーガンは、自分にも地球にも優しいおしゃれなライフスタイルとして欧米を中心に定着しました。
イギリスやドイツ、スイスなどでは10%程度の人がベジタリアン。ある日はヴィーガン、ある日はなんでも食べるというように、フレキシブルにベジタリアンライフを楽しむ人を「フレキシタリアン」と言いますが、アメリカでは3人に1人がフレキシタリアンだそうです。
実際に足を運ぶと、欧米のヴィーガンブームには驚きます。 こってりクリーミーな料理が多いイメージのフランスでも! ごく普通のビストロにもベジタリアンメニューが1~2品はありますし、空前のビオブームも手伝って、どこのスーパーでもヴィーガンやビオの文字が目立ちます。
オーガニック食材専門のビオショップは繁華街に行くと、50メートルも歩けば一軒は見つかるほどの密集ぶり!
欧米で何よりいいなと思うのは、どこのお店にもベジタリアンやヴィーガン対応の食材があり…
どこのレストランにもベジタリアンやヴィーガンメニューがあることです。
どこでも買え、どこでも食べられればみんなが「今日はベジで」と気軽に選べます。それは、その人の体にもいいことだし、結果的には地球にもやさしい。
和食やイタリアンやフレンチを選ぶのと同じ感覚で、みんなの選択肢の中にベジタリアン料理が加われば、「すごくいいな」と思うのです。
日本でベジ&ヴィーガン料理の魅力やおいしさを伝える
日本でもそうなればいいと願い、ベジタリアン料理のテクニックを伝え、作る楽しさを伝えるスタジオを構えたのが2015年のこと。日本初のヴィーガンスタジオとして、料理クラスを開催してきました。
ベジタリアン/ヴィーガン料理を提供するお店をベジパスで応援する!
ちょっとおもしろい取り組みもしています。『ベジタリアン・パスポート(通称ベジパス)』の取り組みです。
ベジパスはベジタリアン/ヴィーガン料理を楽しみながら広げるプロジェクト。飲食店や物販店などのベジパス参加店でベジタリアン・パスポートを提示すると、ベジタリアン料理が割引になったり、ドリンクやデザートがサービスになるなど、ちょっとした特典を受けられるのです。
ベジパスを使う人にとっては、その仕組みがあることで、お得にベジタリアン料理が楽しめて、ベジタリアン料理がグッと身近なものになる。お店の側にしてみれば、ベジパスがあることでベジタリアンメニューが人気になり、ベジタリアン料理が儲かるものになる。
そんなサイクルが生まれるといいなと、願って始めた取り組みです。興味のある方はぜひ「ベジレストラン&ショップガイド」で特典内容をチェックしてみてください。
もちろん、ベジパスをお持ちでない方にも「ベジレストラン&ショップガイド」はとっても便利。地域別で検索できるので、「今日のランチはベジメニューで」という気分の時や、お出かけのときにぜひぜひご利用ください。
自信を持っておすすめできるお店ばかりなので、安心して足をお運びくださいね。
ベジタリアン・パスポートについてはこちらをどうぞ!
▶ベジタリアン・ヴィーガン料理を楽しむためのレストラン&ショップガイドはこちら!
PROFILE
庄司いずみ/野菜料理家。野菜料理やヴィーガン料理のレシピ本などの著書は70冊以上。累計21万部を突破した『デトックス・ベジシリーズ(主婦の友社)』や、ロングセラー『やさいの常備菜シリーズ(世界文化社)』など、ヒット作多数。野菜料理やヴィーガン料理の教室を、主宰する『庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ』で定期的に開催、人気を集める。オンラインサロン『庄司いずみ ベジタリアン・キュイジーヌ・サロン』では国内外のベジタリアンニュースの配信や、イベントなどを通し、野菜やヴィーガン料理の魅力を発信中!
※記事の情報は、2019年9月5日時点のものです。
庄司いずみさんのロングインタビューがこちらで読めます【Aktio Note】
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