フルーツを使って! おしゃれでおいしい塩抜きメニュー【塩抜きダイエット実践編㊵】
塩抜きダイエットメニューに少し飽きてしまったり、いつも作ってるメニューとはちょっと違うものが食べたい!と思ったら、フルーツを使った塩抜きおかずはいかが? フルーツの甘みと酸味で風味豊かに仕上げる、塩抜きメニュー3品をご紹介します。
こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。
この連載では、「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。
塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら。
そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。
塩抜きメニューにはフルーツの甘みと酸味が大活躍!
塩抜きダイエットの一番いいところは、「思い立った時にやればOK」というところ。週一でもいいし、月に一度でもOK。ゆるくていいので体のリセット感覚で数年続けている方も多いのですが、長くやっているからこそ、塩抜きレシピにちょっと飽きてくることも。
旨味の多いトマトやキノコを使ったレシピは塩抜きとは思えないおいしさですが、たまにはちょっと気分転換になるようなメニューも試してみたくなりますよね。
そんな時におすすめなのが、フルーツを使ったレシピです。甘酸っぱくてジューシーな柑橘や、サクサクおいしいりんごに梨、甘くて香り高いベリー類など、フルーツを料理に取り入れると目先が変わるし、甘さと酸味の力で、塩抜きメニューがぐんとおいしくなるのです。
ブルーベリーなどのベリー類はサラダに入れたりそのまま食べるほか、煮詰めてソースにしてもいいし、オレンジやりんごはサラダ、マリネ、ソテーなどにピッタリです。
今回はこれらのフルーツの力を借りて、おしゃれでおいしい塩抜きおかずをご紹介しましょう。
フルーツを使った塩抜きレシピ①│ブルーベリーとプチトマト、赤玉ねぎのマリネ
この連載でも何度か紹介してきましたが、塩抜きデーにまずおすすめなのはサラダやマリネです。酸味と甘味で味のバランスがとりやすいのがその理由。そこにフルーツを加えると、途端におしゃれな味になりますよ。
今回のマリネはブルーベリーをプラス。目にも鮮やかな一品です。
●ブルーベリーとプチトマト、赤玉ねぎのマリネ(4~5食分)
材料
- 冷凍ブルーベリー 35g
- プチトマト(湯むきする) 1パック
- 赤玉ねぎ(薄切りで水にさらす) 50g
- レモン果汁 大さじ1
- メープルシロップ 小さじ1
- 粗びき黒こしょう 小さじ1/4
- オリーブオイル 小さじ1
作り方
- 材料を全て混ぜ、冷蔵庫で1時間以上味を馴染ませたら完成です。
フルーツを使った塩抜きレシピ②│さやいんげんとオレンジのガーリックソテー
2品目は塩抜きソテー。
さやいんげんとオレンジで彩り美しく。にんにくを効かせるのと、ほのかな甘みをつけるのがおいしさの秘訣です。
●さやいんげんとオレンジのガーリックソテー(3~4食分)
材料
- にんにく(みじん切り) 1片
- オリーブオイル 適量
- さやいんげん(ヘタを落として食べやすく切る) 1パック(100g)
- オレンジ(皮をむいて角切り) 1/2個(125g程度)
- マッシュルーム(薄切り) 3個
- レモン果汁 小さじ2
- メープルシロップ 小さじ1
作り方
- オリーブオイルとにんにくをフライパンで熱し、にんにくがカリッとなったらさやいんげんを炒める。
- 少し水を振って蓋をし、1分蒸し焼きにし、さやいんげんに火を通す。
- オレンジとマッシュルームを炒め合わせ、レモン果汁とメープルシロップで味をつけ、火を止める。
- 皿に盛り付けて完成。
フルーツを使った塩抜きレシピ③|サツマイモとりんご、プルーンのバルサミコソテー
さらにもう一品。
さつまいもとりんごはソテーにしたり、一緒に煮てもおいしい組み合わせ。今回は塩味なしの代わりに、ドライプルーンも加えて甘みと酸味をプラスし、バルサミコの風味をつけました。
温かいうちに食べるのもおいしいですが、冷やして前菜のようにするのもおすすめです。
●サツマイモとりんご、プルーンのバルサミコソテー(2人分)
材料
- オリーブオイル 適量
- にんにく(みじん切り) 1片
- さつまいも(5ミリ厚さの輪切り) 80g
- りんご(皮をむいて銀杏切り) 80g
- ドライプルーン(ざく切り) 3粒
- バルサミコ酢 大さじ1
作り方
- オリーブオイルとにんにくをフライパンに入れて熱する。
- 香りが立ったらさつまいも、りんご、プルーン、バルサミコ酢を入れて炒め合わせる。
- さつまいもとりんごに火が通ったら火を止める。
- 皿に盛り付けて完成。
いずれのおかずも冷蔵庫で4~5日は保存可能。ワインにも合う味なので、塩抜きデー以外にもおつまみとしても大活躍してくれますよ。ぜひお試しください。
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【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。
※記事の情報は2022年9月27日時点のものです。
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