しっかり味を求めるあなたに！ 風味豊かな“塩抜き焼肉のタレ”が大活躍【塩抜きダイエット実践編㊸】

こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。

塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら。

そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。

塩抜きダイエットはある日ある時、気が向いた時にやるだけでも速攻で効果が出るのがいいところ。お腹いっぱい食べてOK、空腹を我慢しなくてもいいから、ストレスはほぼないのですが‥。

そもそも、“塩味ないのがつらい！”という方も、やはりいらっしゃいます。

炭水化物抜きダイエットをすればラーメンやうどんが食べたくなるし、甘いもの断ちをするとケーキが食べたくなるというもの。だから、塩抜きデーに「味の濃いものが食べたい！」ということもあるでしょう。

今回は、そんな時のための焼肉のタレをご紹介します。焼肉のタレといってももちろん塩抜き。なのにしっかりおいしい秘密のレシピです。
 
こちらがその塩抜き焼肉のタレ。市販のものよりは色薄めではありますが、風味がよく、食べるとしっかりおいしいのです。

●塩抜き焼肉のタレ（190ml分）

粗熱がとれたら冷蔵庫へ。5日程度は保存可能です。

しょうゆは入ってませんが、味をしっかり感じるのは市販の炒め玉ねぎの甘みと風味、バルサミコ酢やにんにくのおかげ。

この基本のタレができたら、さっそく塩抜きダイエットメニューに活用していきましょう！

まずは焼肉風のおかずを作りましょう。

もちろんタレをシンプルに焼肉に使ってもいいのですが、ここではきのこをお肉がわりに使ったメニューをご紹介します。カリウムで水分代謝が高まり、食物繊維でお腹の中からデトックスできますよ。

●エリンギの焼肉風（1人分）

次は、タレをステーキソースとして使います。おすすめは野菜のステーキ。野菜にはカリウムが多いので排出効果が高まります。

コツは根菜類を大きく切って使うこと。火が通るのに時間はかかりますが、ボリュームが出るし、甘みやうまみが逃げないので、塩抜きでもとびきりのおいしさ。

今回は、にんじんをつかって美肌にもデトックスにもいいレシピです。
 

●にんじんのステーキ（1人分）

塩抜き焼肉のタレはそのまま使うだけではなく、他の調味料と混ぜてアレンジも可能。たとえばドレッシングは、酢とオイルを足すだけで簡単に味が決まり、抜群のおいしさです。
 

●温野菜のサラダ（1人分）

中華風ドレッシングにしたいときはごま油と刻みネギ、黒酢を混ぜて。豆乳ヨーグルトとレモン果汁を混ぜると、クリーミーなドレッシングになりますよ。

おいしくて便利な塩抜き焼肉のタレは、塩抜きデー以外にも大活躍すること間違いなし！ぜひ常備してくださいね。


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【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。

※記事の情報は2022年12月27日時点のものです。