切り干し大根でむくみすっきり! 排出力抜群の塩抜きレシピ【塩抜きダイエット実践編㊺】

塩抜きダイエットにうってつけの食材と言える “切り干し大根”。カリウムや食物繊維がたっぷり含まれているのでデトックス効果が抜群です。今回はそんな切り干し大根を使った3品をご紹介します!

メインビジュアル:切り干し大根でむくみすっきり! 排出力抜群の塩抜きレシピ【塩抜きダイエット実践編㊺】

こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。

塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら

そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。

切り干し大根を味方につけて効果アップの塩抜きダイエット

もし塩抜きダイエットにうってつけのおすすめ素材を一つ教えて!と言われたら。私のイチオシは“切り干し大根”です。

これまで連載のこの回この回でも切り干し大根を取り上げましたが、切り干し大根はカリウムが非常に多く含まれて、むくみの解消にとてもよく、その上食物繊維もたっぷり。デトックスにとてもいいのです。

今回は、そんな切り干し大根をたっぷり使い、排出力の高い塩抜きレシピ3品ご紹介しましょう。

切り干し大根で塩抜きダイエットレシピ①│切り干し大根とトマトのカレースープ

切り干し大根とトマトのカレースープ

まずはトマトと合わせた簡単スープ。

切り干し大根の甘みとトマトのうまみで塩なしでもおいしい上、トマトやもやしにも食物繊維やカリウムが多く含まれているので、排出力が高まる嬉しいレシピです。

レシピでは昆布でとっただし汁を使いますが、顆粒だしを使ってもOK。ただし、その場合は無塩のものを使ってくださいね。

●切り干しとトマトのカレースープ(1人分)

材料

  • 切り干し大根(洗ってざく切り) 10g
  • カットトマト缶 100g
  • 昆布だし 200ml
  • もやし 50g
  • カレー粉 小さじ1/2
  • パクチー 適量

作り方

  • パクチー以外の材料を鍋に入れ、一煮立ちさせる。
  • 器に盛り、パクチーを散らす。

切り干し大根で塩抜きダイエットレシピ②│切り干し大根とえのきのピリ辛酢のもの

切り干し大根とえのきのピリ辛酢のもの

次は、えのき茸と合わせた酢のものです。

切り干し大根にもうまみがありますし、えのき茸もうまみのかたまり。この組み合わせなら、塩やしょうゆがなくても十分なおいしさです。
 

●切り干し大根とえのきのピリ辛酢のもの(1人分)

材料

  • 切り干し大根(ざく切り) 10g
  • えのき茸(石付きを落としてざく切り) 100g
  • 酢、酒 各大さじ1
  • ラー油 小さじ1/2
  • 万能ネギ 適量

作り方

  • 万能ネギ以外の材料全部を小鍋に入れて混ぜ、蓋をして中火にかける。
  • 湯気が出たら弱火で3分蒸し煮にし、火を止める。
  • 器に盛り小口切りの万能ネギをちらす。

切り干し大根で塩抜きダイエットレシピ③│肉団子風

肉団子風

最後は、しいたけが肉がわりの肉団子風。

しいたけだけだと歯応えが頼りなくなるのですが、切り干し大根が入ることで食感がアップ。しかもカリウムや食物繊維の力で不要なものをどんどん追い出してくれます。
 

●肉団子風(1人分・5個)

材料

  • しいたけ(粗みじん切り) 100g
  • 長ネギ(みじん切り) 20g
  • 切り干し大根(洗ってみじん切り) 10g
  • 片栗粉 大さじ1
  • 揚げ油 適量
  • ▼(A)  
  • ・酢 大さじ1
  • ・メープルシロップ 大さじ1/2
  • クレソンなど 適量

作り方

  • しいたけ、長ネギ、切り干し大根をポり袋に入れて揉み込み、片栗粉を混ぜてボウル型に丸める。
  • 熱した油で1を揚げる。
  • 盛り付け、クレソンと混ぜたAのタレを添える。

いずれも切り干し大根をたっぷり使ったデトックス効果抜群のレシピ。

どれか一つをお試しいただくのもいいですし、汁物、副菜、メインを1品ずつご紹介していますので、定食として組み合わせてもお楽しみいただけます。

デトックス食材のおかげでむくみがすぐに取れる上、お腹の調子も整いますよ。ぜひお試しくださいね。


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【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。

※記事の情報は2023年2月28日時点のものです。

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