買い物に行けない日にも、あるものだけで塩抜き料理【塩抜きダイエット実践編⑪】

スーパーに行けない日も大丈夫! キッチンに常備しているものだけでも作れる、お助け塩抜きメニューをご紹介します。ポイントは「乾物使い」。切り干し大根やわかめも戻さず使うので、塩で味を付けなくてもうまみたっぷりです。

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こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。


塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら

そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。

「乾物」は買い物に行けない日の強い味方

さて、塩抜きダイエット。

私自身がヴィーガン料理を紹介しているので、この連載で紹介する塩抜きメニューはすべて野菜たっぷりのレシピです。

塩抜きのときこそ、できれば野菜をたくさん取り入れてほしいわけもあります。

なぜなら野菜やきのこ、海藻などの野菜の仲間にはカリウムが多いから。カリウムは体内で余分なナトリウムと結びつき、ため込んだ水分を排出してくれる強い味方。だから、塩抜きデーは野菜中心がおすすめです。

が、そうはいっても……。

「塩抜きしようと思ったその日に野菜がない。買い物にも行けない」

そんな日もありますよね。

そんな時も諦めることはありません。今回は買い物に行かずとも!  キッチンに常備しているものだけでも作れる、お助け塩抜きメニューをご紹介しましょう。

「買い物に行けない、あるものだけでなんとかしよう。」

乾物

そんなときの強い味方が乾物です。海苔やわかめ、切り干し大根くらいなら、たいていキッチンにあるはずです。

また、野菜がなくても、トマトジュースやトマト缶ならあるかもしれませんね。それで十分です。

乾物があれば、塩抜き定食だってお手のもの!

【酢のもの】

乾物の酢の物

「本当に乾物しかない」

そんなときでも酢のものはできますよ。

写真は切り干し大根とカットわかめの酢のものです。

切り干し大根は10g、これは洗ってざく切りに。カットわかめは大さじ1くらい。これを酢大さじ1と煮きった酒大さじ2(または水)で和えるだけ。

戻さなくても大丈夫。つけ汁の水分で自然に戻ります。そのほうがうまみが失われず、塩がなくても十分なおいしさです。

【煮もの】

乾物とジャガイモの煮物

「乾物やトマトジュースのほかに、じゃがいもがあった」

ならば、トマト味の煮っころがし風を作りましょう。

じゃがいも2個の皮をむき、一口大に切ります。切り干し大根15gはざく切りに。これを油で炒め、トマトジュース1缶とカットわかめ大さじ1と煮込みます。5~6分煮て、じゃがいもが柔らかくなったら出来上がり。

塩は一切使っていませんが、トマトと乾物のうまみでごはんのおかずにもなりますよ。そうそう! トマトジュースは無塩を選んでくださいね。

【炒めもの】

玉ねぎと乾物の炒め物

「玉ねぎがあった」

ならば、乾物と炒めましょう。

玉ねぎ1/2個を薄切りにし、ごま油で炒めます。そこに酒大さじ1、酢小さじ1で味をつけます。仕上げにちぎった焼き海苔1枚を混ぜ込めば出来上がりです。

酢のもの、煮もの、そして炒めもの。これとごはんがあれば、塩抜き定食も出来上がります。

ランチにもピッタリ! 乾物とあまり野菜で作る塩抜きパスタ

塩抜きパスタ

「アレコレ野菜が残ってる」

そんなときは、すべて角切りにし、トマトジュースや乾物とともにパスタを作りましょう。 お昼や夜にもピッタリのメニューです。


●野菜と乾物のトマトスープスパゲッティ(1人分)

材料

  • にんにく 1片(みじん切り)
  • オリーブオイル 適量
  • あまり野菜(玉ねぎ、
    ピーマン、にんじん)
    1㎝角に切った状態で
    あわせて1/2カップ分
  • 切り干し大根  7g(洗ってざく切り)
  • 無塩トマトジュース缶 1缶(160g)
  • スパゲッティ 80g(茹でる)

作り方

  • オリーブオイルでにんにくを炒め、香りが立ったら野菜をサッと炒める。
  • 切り干し大根と無塩トマトジュースを入れてサッと煮、茹でたスパゲッティと和えて盛りつける。

これもトマトジュースは無塩がおすすめ。味も十分感じます。

もしも、食べてみて物足りないなと感じたら、少しバルサミコ酢を足すと味がグーッと深まりますよ。

買い物には行きたくない。野菜室はガラガラだ。そんなときにも諦めず、塩抜きクッキングをお試しくださいね。買い物に行かない、運動不足の日にもピッタリですよ!

【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。

※記事の情報は2020年4月28日時点のものです。

庄司いずみさんのロングインタビューがこちらで読めます【Aktio Note】

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