スイーツもOK! 塩抜きダイエットは世界一ラクチンなダイエット法【塩抜きダイエット実践編⑬】
ダイエット中は、当然甘いものも我慢!と思っていませんか? 塩さえ使わなければOKの塩抜きダイエットなら、おやつだって大丈夫! 今回はダイエット中でも安心して食べられる、手作りのスイーツレシピをご紹介します。
こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。
この連載では「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。
塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら。
そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。
塩抜きダイエットならスイーツだって我慢いらず
さあ、ここでおさらいです! 塩抜きダイエットの唯一のルールは…。
「調理に塩を使わない」
これさえ守ればあとは自由なのがいいところ。これを実行するだけで、実行したその日に1日1㎏、2日続ければ2㎏落ちる人も少なくなく、定期的にやらなきゃならないわけでもない。
「週末海に行くからそれまでに!」と、大急ぎのときもなんとかなり、〝根気″や〝根性″、〝我慢″が一切いらないのが特徴です。
さて、ダイエットにつきもののガマンといえば…。その筆頭は甘いものではないでしょうか。
誰もが好きな魅惑のスイーツ。おいしいけれど、とにかく太るイメージです。パフェ、ケーキ、アイスクリームときたら、糖質は高いし、カロリーも高め。 「絶対食べちゃダメ」とばかり、ガマンガマンの方も多いのではないでしょうか。
でも、塩抜きダイエットなら、甘いものだって、ガマンしなくていいのです!
だって、スイーツに塩、入ってますか?
おやつ、というくくりでいえば、お煎餅やスナック菓子ならもちろん入ってますが、いわゆるスイーツには塩はふつう使いません。
実際に私のスタジオでの塩抜きダイエットの参加者の中には、「クラスの帰りにパフェ食べて帰った!」というツワモノもいますが、それでも翌日には1㎏、翌々日には2㎏以上減っていたそうです。
たたし、市販のクッキーなどの焼き菓子や、和菓子のあんこなどには隠し味程度ですが、塩が少々入っていることがあります。塩抜きデーなら、せっかくなら避けたほうがよさそう。
そこで今回は安心して食べられる、手作りのスイーツを紹介しましょう。
【塩抜きダイエットスイーツ①】ブルーベリーゼリー
たとえばゼリー。塩を使うことはたぶん、ふだんからもないと思います。これはブルーベリーゼリー。
水、メープルシロップ、レモン果汁と寒天パウダーをあわせて煮溶かし、その中にブルーベリーをたっぷりいれて冷やし固めただけ。 塩入ってません! ほかのフルーツでも応用可能な塩抜きおやつです。
【塩抜きダイエットスイーツ②】豆腐クリームパフェ
パフェもいけます。おうちでつくるなら、超簡単な豆腐パフェはどうでしょう。
ベースとなる豆腐クリームは、木綿豆腐150g、メープルシロップ大さじ2、バニラエッセンス少々をミキサーで滑らかに攪拌するだけ。
要するに豆腐クリームですが、これをグラスなどに絞り出し、好みのフルーツを飾れば出来上がり。
普通のパフェよりは軽いおいしさ、軽く凍らせてアイスのようにしてもいいですね。
【アレンジ】豆腐クリームのチョコレートパフェ風
基本の豆腐クリームにプラスα、フレーバーを加え、変化を楽しむこともできます。
写真はココアパウダー小さじ1を加えたチョコレートパフェ風。
抹茶フレーバーもいいし、製菓用のストロベリーパウダーを加えて赤くしてもいいですね。
【塩抜きダイエットスイーツ③】アボカドとパインのムース
ムースもいいですね。
ふつうはちょっと手がかかりますが、今回紹介するレシピはガーッと混ぜて冷やすだけの簡易版。
基本はアボカドをペーストにしただけ! このアボカドムースにフルーツを加えてアレンジし、二層にしてもおしゃれです。
●アボカドとパインのムース(200cc分)
材料
- ▼(A)
- ・アボカド 1/2個(90g・ざく切り)
- ・レモン果汁、メープルシロップ 各大さじ1
- ▼(B)
- ・アボカド 約1/3個(60g・ざく切り)
- ・ブルーベリー 40g
- ・レモン果汁、メープルシロップ 各小さじ2
- カシューナッツ、アーモンド 各5g(ざく切り)
作り方
- (A)、(B)それぞれをフードプロセッサーでペースト状にする。
- グラスなどに①を2層にして入れ、ナッツを飾る。
ほら! 塩抜きダイエット実行中も、こんなにいろんなおやつを食べられるのです。
カロリーも糖質も気にしなくて平気です。量を食べてもいいし、無塩のナッツやドライフルーツをトッピングしてもOK。
糖質も気にしません。甘党はメープルや蜂蜜をさらに足してもいいのです。
今回ご紹介したスイーツはフルーツがベース。体内にたまった塩分を追い出すカリウムが多いから、水分排出効果が高まる、「食べた方がいい」おやつでもあります。
しっかり食べても1~2㎏減も夢じゃない! ぜひぜひお試しくださいね。
【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。
※記事の情報は2020年6月26日時点のものです。
庄司いずみさんのロングインタビューがこちらで読めます【Aktio Note】
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